精神衛生研究所
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公益財団法人正光会 精神衛生研究所所長 山内 洋三
沿革
1.創設期
初代理事長(渡部欣一郎)は、看護師や保健師教育の一端を引き受け、また地域の関係機関と連携をとりながら、いかに地域精神医療を推進させていくかという課題に取り組んできた。昭和36年、前久留米大学助教授を宇和島病院院長に迎えて、学問的レベルで、研究活動を開始した。昭和43年2月には精神衛生研究所を創設した。その後、組合発足(昭和46年)を経て、昭和50年頃には、休眠状態に陥った。
2.再興期
昭和61年10月、前理事長の執行により、新しく正光会精神衛生研究所が再興された。理事長の諮問機関として正光会医療の進むべき方向性を考える。日常の臨床的経験からの研究をおこなうことにした。
研究所所報を1~2年に1回の発刊。
現所長(山内)が平成4年に就任。
3.再構築期
平成11年10月、理事長交代を機に平成12年2月新たな再構築が始まった。理事長からの緊急を要する具体的な諮問と理念の具体化、及び倫理部門その他8部門を創設した。
活動内容
1.「正光会医療研究会」の主催
医療技術の向上、自己研鑽、自己表現、正光会3病院および関連施設職員等のコミュニケーションを図る場を設置するという目的で、平成7年11月に開始した。当番病院の協力をえて年2回開催している。
2.「正光会医療研究会誌」発刊
正光会医療研究会での発表を論文集として発刊することにし第1巻は「正光会医療研究会論文集録」として平成13年2月に創刊した。平成17年の第2巻から現在の「正光会医療研究会誌」に雑誌名の変更とISSNを取得した。平成20年1月には医学中央雑誌に掲載。同年6月には科学技術振興機構より寄贈の依頼、要旨の英文翻訳の依頼と応諾をおこなった。
3.「正光会年報」の編集
平成12年から理事長の命を受けて正光会年報の編集をおこなっている。
情報開示とアカウンタビリティーによる正光会の医療・福祉及び組織の透明性拡大が一層必要でないか、等々考え発行することにした。平成21年年度には10年のスパンでみた場合に大きな流れが見えると考え「正光会年報集録」を平成21年度に第1巻の編集をおこなった。5年毎に発刊予定である。
住所
〒799-1598
愛媛県今治市高市甲786-13
お問い合わせ
公益財団法人正光会 今治病院
0898-48-2560
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