正光会は「家族会」「断酒会」「デイケア」「訪問看護」など、長年患者さんだけでなく、ご家族や地域の方への支援にも力を入れており、自分もそうした職場で働き、多くの人の力になりたいと考えたことがきっかけです。

医師や看護師、精神保健福祉士など他職種間の距離が近く、気軽に相談できる点は魅力だと感じています。
自分が所属する地域支援科は様々な職種が集まっており、時間があれば机越しにミニ検討会か始まったり、時には他愛ない話で盛り上がったりもしています。また、働きやすさという点では、職場側が有給休暇の使用や定時での退勤を積極的に勧めており、生活と仕事のバランスが取りやすい所も魅力的です。

やはりスタッフ間の距離が近く、気軽に相談できる点は強みだと思います。精神科では病気や障害と長年付き合いながら生活している方が多く、それに伴い生活上の課題も多岐にわたります。十分な支援を提供しつつ、スタッフ一人一人の負担を抑えるためも、チームとして患者さんや関係者の方を支えていく仕組みが非常に役立っていると感じます。

その人が既に持っている力やどうなりたいのかといった希望に目を向け、これからの生活が少しでも前向きなものとなるようお手伝いができればと思っています。

様々な疾患や障害、年齢層、立場の方との関わりがあり、また、業務も心理検査、カウンセリング、心理教育、グループワークと多岐にわたるため、心理士として非常に多くの経験をさせてもらっています。忙しい時期もありますが、縦横関係なく色々な職種の方と気軽に相談できるため初めての現場でも安心に働くことができています。
経験の多い少ないにかかわらず、一緒に悩んだり考えたりしながら働いていければと思っています。