トップへ

先輩たちの声

精神保健福祉士
S・N
1997年4月
出身校
鹿児島経済大学社会学部社会福祉学科
配属施設等
宇和島病院 急性期治療病棟
  • 正光会を選んだ理由

    福祉系の学校で学んでいるうちに障害者福祉に関心をもつようになり、その分野の仕事を通じて地元地域社会に貢献したいと考えて当時就職活動を行っていました。その中でご縁があって正光会で勤めさせていただくこととなりました。

  • 実際に働いてみての感想や職場の雰囲気

    既に30年近く勤務していますが、入職当時から感じているのが職員間の雰囲気の良さです。病院という職場環境なので、医師や看護師、薬剤師、事務員など多様な職種が集まっていますが、それぞれの立場や意見が尊重され、且つ風通しの良い組織風土が根付いているように感じます。職員同士のつながりの意識が高いので、実際の業務においてはチームワークの良さが発揮され、患者さんの支援に職場全体で取り組んでいる実感があります。

  • 同院ならではの強みや特徴

    宇和島圏域では入院機能を持った精神科は当院だけなので、地域の精神科医療に対して貢献度は高いと思います。また、医療の範疇だけにとどまらず、保健所、福祉事務所、福祉施設、介護事業所、住民の方達などと協力・連携して、地域の中で患者さんの生活や治療を支えていく仕組み作りを進めています。
    院内では、認知行動療法や依存症回復プログラムなど様々な精神疾患に対応した専門療法も充実しており、患者さんの幅広い治療ニーズに応えることができていると思います。

  • 働くうえで大切にしていること

    常に意識しているのは、法人の理念にもある「患者さんのために」ということです。精神保健福祉士の業務を進める中でも、患者さん主体で物事を考える大切さを真ん中に据えて取り組んでいます。もう一点は、宇和島(と周辺市町)地域への愛着を忘れず、この地域の発展にいかにしてカを尽くしていけるかという事を考えています。私個人の力は微力でありますが、正光会は地域貢献に重きを置いた理念を掲げており、組織の中で自分にできる役割をしっかりと果たしていこうと思います。

  • 就職を検討している方へのメッセージ

    大変なこともありますが、例えば、退院支援などで患者さんに本来あるべき生活を取り戻してもらった時など、やりがいを感じる場面も多い仕事になると思います。患者さんの目標を達成するための仕事一つ一つの積み重ねの過程で、自分のもつ専門性を活かした創意工夫ができるのもやりがいにつながるのではないかと思います。当院では、特に精神保健福祉士という職種は人数が少なく高齢化もしてきています。もし、この仕事を志して入職していただけるなら、私も全力で後継者育成支援に取り組ませていただきたいと思います。

INTERVIEW

先輩たちの声